小説『虹の岬の喫茶店』森沢明夫|感想・ネタバレ
小さな岬の先端にある喫茶店。そこには美味しいコーヒーと、
Amazonより引用
お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれるおばあさんがいた。
彼女は一人で店を切り盛りしながら、時折海を眺め何かを待ち続けていた。
その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――
彼らの人生は、その店との出逢いで、変化し始める。
疲れた心に寄り添う、癒し小説。
小さな岬の先端にある喫茶店、通称「岬カフェ」の店主の悦子さんとカフェに訪れる人々。
年齢、性別は違うけれどみんな悩みや傷を抱えている。
人生に深く絶望しもうこの先はないと思ったその先で、希望を見つける物語。
文章はとても読みやすいです。
読書に慣れていない私でもすぐに読み切りました。
率直な感想としては「ラノベっぽいなぁ」です。
ヘビーなものに慣れている人からすると違和感のある文章かもしれません。
あまり本を読まないけれど読みたいと思っている人にはとてもおすすめできる作品です。
森沢明夫さんの作品は初めて読んだのですが、他の作品も読んでみたくなりました。
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